精子の老化

時々、芸能人などの「年の差婚」が話題になります。20歳以上も年下の女性と結婚できるというのは、男なら誰でも羨ましいと感じるのでは。それに、彼女が若ければムスコが役に立つうちは、男が何歳になっても子供ができる、、。ちょっと待ってください。

男性も高齢になればなるほど、妊娠させづらくなるのをご存知でしょうか?

卵子はだんだん古くなり、やがて女性は閉経する。一方、精子は毎日生産されているから、いつも新鮮。そんな風に考えられがちなのですが、実は大きな誤解なのです。

精子の数や運動率はやはり10代後半をピークにして徐々に低下していきます。

同時に、加齢に伴ってDNAの損傷も進行するので、受精能力も落ちます。流産の率が高くなると、という報告もあります。精子の老化する、というわけ。

男も女も、不妊治療を行うならば、早いに越したことはありません。

一方、2013年に米国生殖医療学会誌に、加齢が精子に与える影響についての論文が掲載されました。

内容は、精子の濃度、運動、精液の量が加齢とともに減少する、というものです。

その中に興味深いデータがありました。「男性が高齢になるほど、女の子の生まれる可能性が高くなる」というものです。

人間は46本の染色体を持っています。その中で性別を決定するのが、性染色体(XとY)です。それぞれの精子は、このX染色体かY染色体かどちらか一方を持っていて、全てがX染色体の卵子と、前者が受精すれば「XX」で女が生まれます。後者なら「XY」の男になるわけですね。

5000人以上の男性の精子について、その比率を調べたところ、55歳以上では、Y染色体の比率が減少する、というものであったのです。

つまり、相対的にX染色体が多くなり、女の子ができる割合が高くなるというわけですね。

高齢で父親になった著名人を見てみると、、、

中村富十郎(歌舞伎役者)69歳で男子、74歳で女子

上原謙(俳優)71歳で女子、翌年に女子

三船敏朗(俳優)62歳で女子

岡田真澄(俳優)63歳で女子

ピカソ(画家)68歳で女子(パロマ・ピカソ)

チャップリン(俳優)60歳で女子、62歳で女子、64歳で男子、68歳で女子、70歳で女子、73歳で男子

とのことです。

やはり、女子が多いようです。女の子が欲しいなら「年の差婚」に限る?のでしょうか。

「生殖目的以外のセックス」をする動物がいた

人は、生殖目的以外でもセックスをします。パートナーとの愛情を確認したり、快楽を追い求めたり。それに対して、動物は生殖目的以外の交尾はしません。

ところが、その定説に「唯二の例外」のあることを、ある学会発表で知りました。ボノボとイルカです。

ボノボというのは、チンパンジー属に分類されるサルです。非常に頭がよく、かつてNHKスペシャルで放映された番組では、TVゲームの「パックマン」ができることを紹介していました。

「パワーえさ」を取ると敵を倒せることを、理解できるのだそう。

このボノボ、人間と同じで発情期がなく、「正常位で交尾する」「舌を絡ませキスをする」「キス以外にも、オーラルセックス、クリニングス、性器の愛撫など、様々な性行為が観察される」「メス同士でも性行動を取る」といった、驚きの「生態」を持っているのです。

セックスをコミュニケーションの手段にしているのですね。

もっと驚いたのが、イルカ。なんとアナルセックスしたり、噴気孔(頭の上に開いているシューっと空気を服出す穴)を使ってセックスをしたり、、。可愛い顔をして、やることはやっているんですね。

最近、パートナーとのセックスがなんとなくマンネリ、おざなりになっていると感じるご同輩、ボノボやイルカに学んでみては?